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スポーツマッサージの基本手法

スポーツマッサージの基本的な手法は7つあります。

?軽擦法(けいさつほう)・・・対象となる部位を体の端から心臓に向けて皮膚の上を軽くさすったり、なでたりする方法。スポーツマッサージは軽擦に始まり軽擦で終わるという、手技の中で最も大切なもののひとつです。

?揉捏法(じゅうねつほう)・・・この方法は筋肉を対象に行うもので、もむ、こねるという意味です。筋肉に対して直角またはらせん状にもむことが基本です。

?圧迫法(あっぱくほう)・・・手のいろいろな部分で施術するところを持続的に適度な力で圧迫する方法です。この手法では、神経、筋の機能の高ぶり、痛みや筋けいれんなどを抑制します。

?叩打法(こうだほう)・・・両手、あるいは片手でリズミカルに叩く方法で、筋の硬い部分を比較的短時間で弛緩させることができます。

?振せん法(しんせんほう)・・・疲労している筋肉の硬くなった部分を震わせて、筋の緊張を解く目的で行われます。

?進展法(しんてんほう)・・・ストレッチ。筋をゆっくりのばす方法です。

?運動法・・・各関節を動かす方法のことで、厳密に言えばマッサージ法ではありませんが、リハビリテーションで大きな効果をあげたため、スポーツマッサージの分野でも治療体操として取り入れられるようになりました。

簡単なスポーツマッサージ1足の裏、足の甲

スポーツマッサージはスポーツ医学がもとになっているので、基本
的にはそういう知識を持った施術者、トレーナーによって行われるものです。ここでは、スポーツのやり過ぎなどの場合に、家庭で安全にできるスポーツマッサージの一部をご紹介します。症状の改善が見られない場合は、すぐに専門家の診察を受けてください。

?足の裏・・・被術者をうつぶせに寝かせ、脚を90度曲げます。脚はしっかり固定し、必ず靴下はぬいで行います。足裏の中央からかかとへ向かって、親指を使って押していきます。次にこぶしを軽く握り、指の関節を使って足の裏をもみます。さらにげんこつで足の裏を叩きます。つちふまずを親指の付け根の部分で押します。以上の施術をそれぞれ疲労の具合にあわせて数回ずつ行います。

?足の甲・・・被術者は脚を投げ出すように座ります。施術者は片足を被術者の足の内側に添え、足を固定します。親指を使って、足の指の筋に沿ってさすります。次に、腱と腱の間をゆっくり押していきます。最後にかかとの上の腱を親指と人差し指で挟み込み、ギュッとじんわり圧迫します。痛みがある場合には、少しもみほぐすようにするのも効果的です。

簡単なスポーツマッサージ2ふくらはぎ、すね

家庭でできる簡単なスポーツマッサージをご紹介します。ベッドなどの柔らかいものの上ではなく、できれば畳や固めのソファーなどの上で行った方が効果的です。

?ふくらはぎ・・・被術者をうつぶせに寝かせ、脚を90度曲げます。足のつま先をひざ方向と天井方向へゆっくり曲げ、ふくらはぎをのばします。次に足全体をぐるぐる回します。ふくらはぎをつかむようにして足首からひざ方向へ向かってマッサージします。手の小指側の面を手刀のように使い、足首からひざ方向へ細かく叩き上げます。そして、ふくらはぎのつけ根を親指でギュッと押します。最後にふくらはぎ全体を両手で包むようにして押します。

?すね・・・すねの筋を伸ばすように、ひざから足首方向へ親指でスーッとのばします。すねの骨に沿って、ひざから足首方向へ、親指を重ねてギュッギュッと押していきます。すねは長時間歩くとこりやすいところなので、十分刺激を与えます。ふくらはぎの横の部分を親指を使ってゆっくり押します。最後に足首からひざ方向へ、すねの骨に沿って親指で軽くもみあげます。すねは強く押しても大丈夫なので、しっかり刺激を与えるように行います。

アロママッサージ

簡単なスポーツマッサージ3太もも、背中

家庭でできる簡単なスポーツマッサージをご紹介します。太ももはどんなスポーツをしても使うところ。しっかりケアをして、疲れを残さないようにしましょう。また背中は不調を感じる人が多い部分なので、状態に注意しながらマッサージをします。

?太もも・・・まず、ひざから上へ向けて手のひら全体を使ってさすります。太ももを両手ではさむようにして円を書くようにしながら上へ向かってマッサージします。次に患者をうつぶせに寝かせ、脚を90度に曲げます。左手で患者の腰をおさえ、そこを支点にして右手で曲げたひざのあたりを持ってゆっくり上に上げていきます。患者に声をかけながら、無理に上げようとしないことが重要です。限界まできたらそこで10秒静止し、ゆっくり下ろします。逆の脚も同様に行います。

?背中・・まず被術者を座らせ、肩、肩甲骨のあたりをさすります。肩甲骨の中へ向かって親指で圧力を加えます。同時に肩たたきの要領で肩から背中にかけてを叩きます。次に被術患者をうつぶせに寝かせます。施術者は横に座り、重ねた両手を使って、首から腰の方向へ背骨をゆっくり押していきます。患者は押された時に息を吐きます。次に、背骨の外側を親指を使って、首から腰方向へ押していきます。一ヶ所につき五回くらいずつ押します。

リンパマッサージ

簡単なスポーツマッサージ4腰

家庭で簡単にできるスポーツマッサージをご紹介します。腰痛は現代病ともいわれるほど、苦しんでいる人が多い痛みです。長く歩いた時、買い物で重いものを持って歩いた時などは念入りにマッサージしましょう。

?腰・・・できればスポーツマッサージを始める前に、腰を温めると効果が上がります。ホットパックがなければ、バスタオルを蒸し器で蒸して代用します。入浴して体が十分温まってからでもいいでしょう。10分から15分くらいじっくり温めます。被術者をできるだけリラックスしてうつぶせにします。両手のひらを使って、背骨の横、お尻から骨盤の上部周辺を圧迫します。次に、親指を使って同様の部分を押します。背骨は骨ひとつ分ずつ指をずらして特に丁寧に押していきます。微妙に位置を変えると痛む部分があるので、被術者と話をしながらイタ気持ちいい程度に抑えましょう。次に、被術者を仰向けにして、左脚をのばしたまま右脚を曲げ左側に倒します。反対脚も同じように行います。この時、肩が浮かないように。最後に、左脚をのばし、右脚ものばしたまま90度上に持ち上げます。右ひざを曲げ、被術者の胸の方へ押します。反対の脚も同じように行います。

顔筋マッサージ

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